悪性リンパ腫の5年生存率について
悪性リンパ腫の進行は、低悪性度ならばゆっくりと進んでいきますが、その分、抗がん剤の効果が出にくくて、月ベースで進行する中悪性度、週ベースで進行する高悪性度であると、抗がん剤の効果があらわれやすいという特徴があります。
特に、がん治療の成果を示す数値の目安としては、5年生存率という指針が、様々ながんの治癒において活かされています。
その理由としては、がんというのは、治療を始めてから5年再発が認められなければ、治癒したとみなされているからです。
また、悪性リンパ腫の5年生存率は、非ホジキンリンパ腫では、低悪性度のⅠ期、Ⅱ期で70~90%、Ⅲ期、Ⅳ期では50%~70%とホジキンリンパ腫よりも低くなって、中等度、高悪性度になると、Ⅰ期、Ⅱ期で70~90%、Ⅲ期、Ⅳ期に至っては40~50%となっています。
また、緩解率は全体で90%、5年生存率も40~50%となっており、ステージが進行していなけい状態であるほど高い治療効果が出ています。
さらに、ホジキンリンパ腫の場合は、Ⅰ期90%、Ⅱ期80~90%、Ⅲa期65%~90%、Ⅲb期50%~80%、他臓器に転移がみられるⅣ期でも40~65%と高くなっています。
そして、抗がん剤等を用いての化学療法が、悪性リンパ腫に効果的である事は世界的にも認められています。
悪性リンパ腫は、がん細胞が増殖していく速さによって低悪性度、中悪性度、高悪性度に分類し、さらに進行度によって「ステージ(病期)」を判定していくことは、上記の内容でわかるかと思います。
そこで、悪性リンパ腫は、様々の病型によって、治療効果の高い方法が見つけられ、その生存率はほかのがんと比べて高くなってきています。
それだけ、治療の成果や5年生存率の指針は、病期によって異なっていきます。
早期発見・早期治療こそが、完治への早道だと確信できます。
悪性リンパ腫の5年生存率について
悪性リンパ腫 生存率