悪性リンパ腫とリンパ性白血病の相違点
リンパ性白血病は、白血病のなかでリンパ球にがん細胞が発生する病気です。
造血幹細胞から分化した骨髄系幹細胞は、各血球(白血球、赤血球、血小板のいずれか)に成る為の前駆細胞(細胞に成熟する前段階)となった後、それぞれの血球になり、この幹細胞から前駆細胞に分化した時にがん細胞が発生した時に「急性リンパ性白血病」となります。
また、血球(白血球・赤血球・血小板)の元となるのは、骨髄のなかで作られる「造血幹細胞」です。
この造血幹細胞の分化の時点でがん細胞が発生するのが「慢性骨髄性白血病」です。
造血幹細胞は、「リンパ系幹細胞」と「骨髄系幹細胞」という2つの細胞に分かれた後、進化してそれぞれの血球になるのです。
つまり、リンパ球ががん化し悪性腫瘍となる部分は同じなのですが、がん化した細胞が増殖する場所が、リンパ性白血病であれば、悪性リンパ腫とは違って骨髄や血液なのです。
そして「NK、T、Bリンパ球」に進化した後で細胞ががん化すると「骨髄腫」や「慢性リンパ性白血病」となります。
リンパ系幹細胞は各リンパ球(NK、T、Bリンパ球のいずれか)の細胞になる為の前駆細胞へと進化した後、それぞれのリンパ球となりますが、この前駆細胞が細胞へ進化する段階で腫瘍ができてしまうのが「悪性リンパ腫」です。
悪性リンパ腫とリンパ性白血病は同じ血液の病気ですが、似ているようで、違うのです。
このような簡単な説明では、悪性リンパ腫とリンパ性白血病の相違点を理解するのはなかなか難しいものですが、血液が作られていく方法と病気との関係がわかれば、少しは理解出来るかもしれませんね。
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